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 歴史・文化からみる東アジア共同体
「東アジア」の相互理解のために

「東アジア」とはどの地域をさすかについてはさまざまな議論があるが、本書では、日本・中国・韓国・台湾・香港に限定し、それらの地域の歴史と文化の視点から「東アジア共同体」について考えてみたい。
 東アジアにおいては、経済分野の相互依存は急速に進んでいる。しかし、これが「相互の信頼」醸成に結びついているわけではない。東アジア諸国間では相互不信や敵対感覚がいまだに根強く存在しているからだ。
 本書は、東アジア地域内の「相互認識・相互理解」を深めるためにはどのような努力をすべきなのか、という共通の問題意識のもとに本書は編まれている。


T.「地域統合」から考える東アジア共同体
東アジアにおける人権保障機構創設の可能性 /〈東アジア共同体〉の構築へ向けて/東南アジア・沖縄から考える
東アジア共同体/地方からみた東アジア共同体

U.「人的・文化的交流」の過去と現在  姓氏の発生と祖先意識と神話伝説/抗日戦争期の中国・重慶市における人的交流――韓国人(朝鮮人)と日本人を中心に/香港と東アジア共同体/国際教育交流からみる東アジア共同体

V.知識人からみた「東アジア共同体」 安重根と東洋平和論/光洙の日本語小説「大東亜」/戦間期の中国知識人が考えた「世界語」と国際連帯/中国東北地域における農業開発と横山敏男/遅子建『偽満洲国』からみる中国東北地方

 

権寧俊 編

A5上製・352ページ
本体2400円+税

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