彼方からの幻影


カバーおよび本文中のイラスト:小島文美

価格:1500円+税

サイズ:18.7 x 13 x 1.7 cm

頁数:288頁

ISBN:978-4798-3035-3

《此方より 小林泰三》
ある日、大学で研究をしている伯父の教え子がぼくを訪ねてきて、伯父が行方不明だと告げる。子供のころ、ぼくは夏休みに伯父の家を訪れ、不思議な体験をしていた。伯父は奇妙な装置を作っており、その装置から発生する霧の中には、不気味な生物が這っていた。
《からくりの箱 羅門祐人》
小さいときから霊を見てしまう女子高生の鈴音は、入学早々、うっかりそのことを口にして、クラスでいじめられていた。学校帰りのある日、初めて入った骨董品屋で、小さな正立方体の金属を見つける。「クライムの箱」という名のそれはパズルになっていて、すべてを動かし終わると良いことがあると、店主は語った。
《Far From Beyond(シナリオ) 小中千昭》
Act.1:1920年、ティリンガスト邸
Act.2:1942年、ラスヴェガス・アメリカ陸軍研究所にて
Act.3:現代日本、ティリンガリストが造り出した装置がなんだったのか、その謎が解き明かされる。その先に待つものは――。
《彼方より H・P・ラヴクラフト(増田まもる訳)》
ことばにもできないほど恐ろしいのは、わが親友クロフォード・ティリンガストの身に起きた変化であった――。ある日、私は彼から学的および哲学的探究によってなにをめざしているのか聞かされ口論となる。その二か月後に彼の家を訪れたとき眼にしたのは、不思議な装置とやつれはてた彼の姿だった。
《著者紹介・小林泰三》
「玩具修理者」日本ホラー小説大賞短編賞、「アリス殺し」で2014年啓文堂大賞受賞。
《著者紹介・羅門祐人》
作家デビューは角川文庫の『自航惑星ガデュリン』シリーズ。SFや架空戦記を主に執筆。
《著者紹介・小中千昭》
「ウルトラマン」シリーズ、アニメにおいてもホラー的要素の強い作品を多く手掛ける。
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