邪神街狩り (ファントムゾーン)


カバーおよび本文中のイラスト:末弥純

価格:1000円+税

サイズ:ノベルズ

頁数:300頁

ISBN:978-4798-3040-7

《邪神狩り》
横浜港近くにある店〈CJ'sBAR〉。その二階にある〈深町探偵事務所〉。女探偵・深町彩乃は腕っ節が強く、街のヤクザたちからも一目置かれる存在。しかし、実は彼女は社会のそこかしこに潜伏し、邪神の復活をもくろむ屍鬼たちを狩り出して抹殺する闇のハンターだった。彩乃の相棒は、犬のくせにアル中のウルフドッグ(狼犬)。名はミロドラゴビッチ。もうひとり、〈CJ'sBAR〉で演奏する美貌のピアニスト、黒沢恵理香は、実はマークスマン級の腕を持つスナイパー。彩乃と恵理香は〈御影町事件〉のあと、クトゥルー・ハンターになるべく、店のマスター、元傭兵であるジャック・シュナイダーの導きで、三年間、アラスカに渡って、プロから戦闘訓練を受けてきたのだった。その頃、人体自然発火や、躰じゅうから血液を抜かれた死体など、横浜市内各地で怪事件、異常現象が頻発していた。捜査に当たっていた県警のキャリア警察官、神谷はふとしたことで闇のハンターの噂を耳にする。ゆいいつ、邪神の復活を阻止できる〈光の発現者〉、藤木ミチルは、今は大学生。街ゆく女性が振り向くばかりの美青年となっていた。その身辺にも異常現象が起こり始め、彩乃はミチルに迫った危機の恐るべき正体を知ることになる。折しも、横浜は開港記念祭に向けて盛り上がっていた。しかしその巨大なイベントにも、ひそかに魔の手が迫る。〈古きものども〉の大いなる復活のために、横浜の街が少しずつ魔界へと変貌してゆく……。
《著者紹介・樋口明雄》
1987年「ルパン三世 戦場は、フリーウェイ」でデビュー。2008年『約束の地』で日本冒険小説協会大賞受賞。2010年同作品で大藪春彦賞受賞。2013年「海からの視線」(『インスマスの血脈』収録)を上梓。
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